研究開発指針

新たにスタートした中期経営計画「MGC Advance2020 MGCグループ もっと大きな夢に!」の基本方針・施策に沿って、以下に取り組みます。

研究開発の基本方針

  1. 中核事業を中心とした既存事業の収益力強化
    • 収益力強化に繋がる研究テーマへのフォーカス
    • コアとなる技術の継続的な改善
  2. 新規事業の創出と育成
    • 事業を開始した新規事業の早期収益化
    • 将来の事業ポートフォリオを見据えた技術の獲得
  3. グループ全体の経営効率改善
    • グループ企業との連携の強化
  4. 持続的成長を支える「質」の向上
    • 人材確保と育成
    • 研究環境の整備

研究開発の重点領域

  1. 医・食
    • サプリメント
    • 脱酸素剤
    • 食品包装材料
    • 洗浄剤、殺菌剤
  2. 情報・通信
    • 半導体パッケージ材料
    • EL薬品
    • ディスプレイ用基材
    • デバイス向け光学材料
  3. モビリティ
    • 自動車向け樹脂製内装材、外装材
    • 次世代電池材料
  4. エネルギー
    • バイオマスの利用
    • クリーン燃料
  5. インフラ
    • 非常用電源、移動式電源

コア技術

既存製品については収益力の強化や環境負荷低減のために、保有する技術の改良に継続的に取り組みます。
当社の保有する主要なコア技術とそれを使った製品例を示します。

コア技術 製品
触媒技術 メタノール、メタクリル酸メチル
超強酸技術 メタキシレン、芳香族アルデヒド
薬剤配合 エレクトロニクスケミカル
重合 ポリカーボネート、ポリアセタール、MXナイロン
コンバーティング シートフィルム
複合材料設計 BT積層板
脱酸素剤設計 エージレス
バイオ技術 ピロロキノリンキノン

技術アライアンス

当社の90%以上の製品は自社技術によって産み出されています。技術立社の風土が育んだこの研究開発のDNAは引き続き大切にしていきますが、自社技術で不足する部分については、進んで新しい技術を取り入れるとともに、積極的にグループ外の企業・団体・研究機関との連携に取り組み、研究開発型企業集団としての持続的成長を目指します。